こんな「モノ」を作っています

金属の線を伸ばしたり、撚ったりする設備を製造しております。
主な製品（ワイヤー加工用設備）
・連続抽伸機
　コイル材（線材）からバー材に抽伸加工する設備です。
　本設備は、コイル材を真直ぐにし伸線（引抜加工）を行い設定した寸法通りの切断長に切断をし所定の線径のバーを量産するシャフト製造設備です。（国内シェア95％）

・伸線機
　コイル材（線材）からコイル材に伸線加工をする設備です。
本設備は線材（コイル材）から伸線（引抜加工）をし、所定の線径の線材（コイル材）にする設備です。
　
・撚線機
　金属線や電線を撚り合わせる設備です。
　複数のワイヤーを撚り合わせてワイヤーロープや電力ケーブル等に加工する設備です。
　
特徴
・連続抽伸機と伸線機については、線材2次加工という分野で活躍しております。両機共にコイル材を冷間にて引抜加工する設備です。自動車関係やインフラ関係等の部品になる前工程の加工をする設備です。撚線機は電力ケーブル関係、ロボットケーブル関係、ワイヤーロープ関係の分野で活躍しております。

連続抽伸機により加工された最終製品例：
自動車関係のシャフト、シリンダーロッド、プリンター用シャフト、半導体製造装置用レール等

伸線機により加工された最終製品例：
自動車関係のシャフト及びボルト・釘・バネ・建築用鉄筋・電線・金網・自転車やバイクのスポーク・溶接棒・ボールペンチップ等

・撚線機により加工された最終製品例：
橋梁、建機、工場のワイヤーロープ、スキーのリフト、エレベーターのワイヤーロープ、コントロールケーブル、通信ケーブル、海底ケーブル、電力ケーブル等、繊維ロープ

裏話：
明石海峡大橋のハンガーロープを撚り合わせたのは日本に3台だけある弊社製の撚線機

「ものづくり」にかける想い

ユーザー様のニーズに合わせて設備を設計して
ユーザー様にご満足頂けるように寄り添い貪欲に努力することが当社のこだわりです。昨年開発した新設備もユーザー様のニーズがきっかけで開発しました。

事業をはじめた経緯：
貝塚市は繊維産業とワイヤーロープ産業の地場産業でした。
初代代表が繊維ロープやワイヤーロープを撚る設備（撚線機）に着目し、鉄工所として修理や改造をすることが当社の始まりだったと聞き及んでおります。

これから目指したいこと：
今後共に新たな進化を続けて国内外においてNo.1のワイヤーフォーミング総合メーカーを目指したいです。

泉州オープンファクトリーへの「意気込み」

知ってほしいこと、見てほしいもの：
・ワイヤーフォーミング総合メーカーの設備を製作する工程や
　働き方、環境を見てほしいです。
こんな人に参加してほしい：
・機械、設備等が好きな人、興味がある人、弊社がどのような事業を行っているか知らない人

こうなりたい！など期待していること：
・過去宮﨑鉄工株式会社という社名は、泉州地区でも有名でしたが現在の宮﨑機械システムは余り知られていないので地域の皆様に認知して頂きたい。

泉州地区で弊社に入社して設備メーカーとして働くことが楽しいと思われるように泉州エリア活性化の役にたちたいです。