こんな「モノ」を作っています
東谷商店では60年以上に渡り国内古着を様々なお客様に卸しています。
国内から集められた古着は再販売用、海外輸出、リサイクルなどに分けていきます。
※リサイクルとは工場などの雑巾で使われるウエス材や、車の内装や吸音材などになります。
私たちにとって服は生活する上で重要で、なくてはならないアイテムです。しかしファッショナブルな日本だからこそ、大量の廃棄衣料の問題を忘れてはいけないのです。私たちは廃棄衣料の解決の糸口として古着のアップサイクルをしています。
※アップサイクルとは廃棄されたものをより良い品質と環境価値の新しい製品にアップグレードすること。
【 取り扱い商品 】
TONITO(トニト)というブランドを立ち上げ古着を主原料に製品化しています。
『服の色を生かして、染めずに色分けし製品化』
リサイクルウールの柔らかさの秘密は服だったから!?
①ウール100%ニットを綿(わた)に戻し糸にします。その糸でラグやブランケット。
②様々な素材(綿・アクリル・ポリエステル・・・)が混ざったフェルトの小物入れ、眼鏡ケース。
【どこで使われてる?】
●都内で人気の高級ホテルの客室用のブランケット(特注品)
●全国の百貨店では期間限定販売、個人雑貨店で販売されています。
※BASEにてネット販売もしています。
「ものづくり」にかける想い
【 製品へのこだわり 】
まだ十分に着られるのにサイズやデザインなど様々な理由で廃棄されてしまう服がもったいない!という思いがあり、何年もの間考えておりましたが、挑戦する事を諦めず素材開発から取り組み始めました。
目標であったリサイクル100%の再生ウール素材。
国内生産にこだわり、何度も紡績工場へ通い糸の試作をしました。
【 リサイクルウールはチクチクしにくい!? 】
糸にし製品となったブランケットは柔らかく、あのチクチク感が少なかったのです。
その理由には、服だったからでした。
服を綿に戻し糸にする事で繊維が細かくなり肌触りが優しい製品と生まれ変わりました。
まさにアップグレードした瞬間でした。
今後は、まだ知られていない故繊維業についての認知度を高める事で物の価値や、環境を意識したモノづくりを通して様々なお客様・企業様と繋がり日本の生産者の継承にも繋げて行きたいと思っております。
泉州オープンファクトリーへの「意気込み」
【 見てほしい 】
服はどうやって仕分けしているの?
どこへ行くの?
アップサイクルって何?
色んな疑問を楽しく見て・体験して学んで欲しいと思っています。
【 こんな未来になったらいいな! 】
私たちが住む泉佐野市には沢山の素晴らしい技術や職人が居る工場が沢山あります。
ネットがあれば何でも検索できるけど、実際に新しい事を見て感じて学び、誰かに話し広がる事で自分の知識になります。
この機会にぜひ参加してみてください。