【第2の創業を通じて、大阪泉州地域の暮らしに貢献を。】

いずみピクルスを立ち上げる前、私たちの会社は、曾祖父の代から続くワイヤーロープ製造の町工場でした。ここ泉州では、ワイヤーロープ製造は明治後期から続く地場産業。しかし、地元を離れて東京の大学へ進んだ私は、家業を継ぐつもりなど毛頭なく、小説家を夢見る変わり者でした。
大学院卒業後に勤めたIT企業を退職した私は、まだ家業が安定していた頃でもあり30歳を機に地元に戻ります。そんな矢先、取引先が安価な海外製品にシフトしたことで経営は急激に悪化。「廃業か、事業転換か」の二者択一を迫られる中で生まれたのが、「泉州の地場野菜を使って、何かできないか」という考えでした。

実は、かつて父の代にも、新規事業として植物工場ビジネスを検討していたことがあり、食や農は以前から関心を寄せていたテーマでした。とはいえ、食品づくりは全く未知の世界。新しもの好きな性格と根拠のない自信がありつつ、チャレンジに踏み切れたのは、地元で長く存続した父と母が守ってきたこの会社という容れ物があってこそ。しばらく東京で暮らしてみて、地元の新鮮な農産物のおいしさに改めて気づいたことも大きな要因でした。

こうして2012年に誕生したいずみピクルス。やがて地元の農家さんから、形がいびつで流通からはじかれてしまうもの、採れ過ぎて廃棄せざるを得ないものなど「規格外の野菜」を活かしてくれたら、との声も届くようになりました。産地に近い私たちが取り組むべき、「三方良し」のものづくりが見えてきたのです。今後はピクルスづくりを核に、広く泉州野菜のブランド価値向上に取り組み、地域を元気にしていくことが私たちの目標です。

「はたらく」とは「端(はた)にいる人を楽にすること」。第2の創業で生まれ変わった私たちは、その原点を忘れずに、人の役に立つものやサービスを作るため歩み続けます。

NSW株式会社

住所
598-0071 大阪府泉佐野市鶴原1291-1
TEL
072-462-8186
ホームページ
https://idsumi.com/

こんな「モノ」を作っています

【現代日本の食卓に合う、 カラダ想いな常備菜を。】

ピクルスといえば、「塩分が心配」「味がきつくて苦手」なんて従来のイメージに縛られて、ちょっと敬遠していませんか?
いずみピクルスは、食べなれた日本の漬物のよさや和の味覚を取り入れて、現代人の嗜好に合う軽やかな風味に仕上げたカラダ想いな常備菜です。
野菜や果実本来の味わいを活かした、フレッシュなサラダ感覚で、食べやすくてヘルシー。
ご家族の毎日の食卓に、大切な方への贈りものに、いずみピクルスをどうぞ。

「ものづくり」にかける想い

いずみピクルスというブランドでは「新しいアイディアで、みんなの笑顔をつくり、地域社会に貢献する」という理念のもと、現代の食卓にあった新しい箸休めとしてピクルスを食べてもらいたいと考えています。そのブランド理念のもと、地場産業として長く存続できる企業となるべく、いかにして地域に貢献できるか、という問題意識をもって、我々のような小さな会社でもできることを念頭に以下の取組を進めています。

・地域社会やコミュニティとの積極的な交流
・規格外品や食品製造時に出た端材の最後までの活用

泉州オープンファクトリーへの「意気込み」

【「泉州のうまいもん」を、 感動とともにお届けしたくて。】
私たちのホームグラウンドは、大阪・泉州。
海と山にはさまれ、温暖な気候と良質な水・土質に恵まれたこの土地は、古くから「天下の台所」と呼ばれた大阪の食文化を、豊かな農作物で支えてきました。私たちは、そんな泉州自慢の野菜を中心に、よりすぐりの食材を自由な発想でピクルスに。「あの野菜がこんなふうに?」「こんな組み合わせが合うなんて!」と驚きやワクワクとともに味わっていただくことが、私たちの願いです。
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